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藤沢大和自転車道(境川サイクリングロード)から江の島へ


平成31年改め令和元年(2019)の5月初頭。大型連休の終盤、境川サイクリングロードを一路江の島へ向かう。

連休中の江の島は大混雑すること必至だが、今回の江の島探訪における一番の目的である「江の島岩屋」洞窟は「そのうちに行くか」と後回しにしているうちに平成29年(2017)の台風により大きく被災。現在は復旧途上にあるため基本的には閉洞(あるいは一部閉洞)されており、ハイシーズンに限っての限定公開となっている。
完全復旧が何時になるかは未定であり、この夏以降も破壊的な台風が襲来しないとも限らない。当分の間はいつ行っても混雑しているであろうから、混雑を承知であえて気候の良い連休中に訪れることにする。


1.境川サイクリングロードから江の島へ。




境川左岸(さがん。下流に向かって左側)を下分橋(しもわけばし。横浜市泉区上飯田・大和市上和田)に向けて下流方向へと進む。奥に見える橋が下分橋。なお、ここから上流側へ少しばかり進むと中原街道新道大橋(しんみちおおはし)と交差する。

境川までは相鉄線二俣川(ふたまたがわ)駅北口・さちが丘歩行者自転車地下道からさちが丘陸橋南側信号、桃源台、阿久和、日向山団地中央、神奈中(かなちゅう)戸塚営業所前を経てやって来た。
愛車の「YAMAHA PAS Brace L」は8.1Ahと8.9Ahのバッテリーを交互に回す体制で乗っているが、6年半を経てトータルの走行距離も5,500q近くなってきた。前タイヤは二本目に換えて半年余り、後タイヤはこの春に三本目に換えたばかり。購入当時と比べるとバッテリーの容量は7割5分くらいまで落ちている。8.9Ahのバッテリーで購入当初は80q近く走れたのが、現在では60qいくかどうか。江の島までは片道2時間、30qくらいなので、予備バッテリーをもっていかないと不安が残る。

境川サイクリングロードは全長およそ25q。境川に沿って神奈川県大和市・国道246号(矢倉沢往還・大山道。厚木街道)大和橋から南下し、途中で主な街道だけでも横浜厚木線(厚木街道)境橋、丸子中山茅ヶ崎線(中原街道)新道大橋、横浜伊勢原線(大山道。長後街道)高鎌橋と交差する。
藤沢市民病院前からは旧東海道を経由して「引地川(ひきじがわ)緑道」を進み、鵠沼(くげぬま)橋へ。境川中流から引地川河口付近までが断続的に整備されている。




下分橋で右岸へ。下分橋の位置は右岸に並ぶUR都市機構・上和田団地の建物が目安となる。




右岸の車道をしばらく進む。




東海道新幹線のガード。




奥に緑橋。

緑橋を左岸へ渡って少し行くと、日蓮宗別格本山本興寺。橋を渡らずに右手へ進むと左馬神社




両岸に県営いちょう団地が続く。奥の橋は新緑橋(しんみどりばし)。




いちょう団地が終わると、歩行者自転車専用道が整備された区間となる。このあたりは人道橋を少し過ぎたあたり。

人道橋を左岸へ渡った先では飯田神社、旧家の巨大なイヌツゲ生垣が見られる。




右手に広がる農地。このあたりは大和市から藤沢市に入っている。




サイクリングロードに覆い被さる、諏訪神社の社叢林の木々。




長後街道のアンダーパス(高倉地下道)。階段が付いており、自転車を降りて通行する。




奥に高飯橋。

橋を渡った左岸側にはリフォーム会社の「(株)アライ」の建物が見える。その先から入っていく旧道は鎌倉街道上の道(かみのみち)古道、そして左馬神社




高倉の田園風景。




鐘塔のような塔屋のある建物は社会福祉法人が運営する障害者支援施設「よこはまリバーサイド泉(旧とつかホーム)」。

奥に見える渡戸橋(わたどはし)は歩道部分にかつての木造橋が再現されている。




青葉となったサクラ並木。




相鉄いずみ野線、横浜市営地下鉄ブルーラインの高架。




県立境川遊水地公園・今田遊水地。境川遊水地に三つある遊水地のうち、一番新しく整備された。




今田遊水地のビオトープ(自然創出ゾーン)。




今飯橋の右岸側を横断。。




見えてきた吊り橋は鷺舞橋。県立境川遊水地公園のポケットパークとグラウンドを結ぶ。

右手の果樹園を右折して入っていくと藤沢工科高校を経て日大生物資源科学部(旧農獣医学部)の実験圃場が大きく広がっている。




ポケットパークはサイクリストの休憩ポイント。




境川遊水地のシンボル、鷺舞橋をポケットパークから眺める。




下飯田遊水地のビオトープ。
遊水池の奥に境川遊水地情報センターの茶色い建物。その更に奥には横浜薬科大学の図書館タワー(旧ドリームランド・ホテルエンパイア)が見える。




遊水地情報センターからは旧製糸場を活用した「天王森泉館」がすぐ近く。同館では季節ともなると大規模な吊るし雛の展示が行われる。




このあたりで横浜市泉区から戸塚区へ。




アンダーパスの側道で県道をくぐる。




左岸から宇田川が合流。

宇田川を遡っていくと、三嶋神社、専念寺、まさかりが淵の滝(まさかりが淵市民の森)




西俣野の田園風景。









境川を跨ぐ境川水路橋が見えてきた。川面の上はアーチ橋になっている。

境川水路橋は相模川(馬入川・ばにゅうがわ)の寒川取水堰で取水された水を小雀(こすずめ)浄水場(横浜市・横須賀市の共同施設)へと送る横浜水道・馬入川系統の一部となる。




立石橋。左岸の角に変電所。




トラス橋の水道橋。

こちらは横須賀水道。相模川の相模大堰(海老名市)で取水された水が有馬浄水場(海老名市)で県企業団・伊勢原浄水場から送られてきた酒匂川水系の水とブレンドされ、横須賀に送られている。




右奥に藤沢市民病院が見えてきた。









藤沢大和自転車道の案内板(赤文字加工はサイト管理者)。 案内図拡大版

六会日大前(むつあい にちだいまえ)駅はシールが貼られているので、六会駅から駅名が変わった平成10年(1998)年よりも前の案内板ということになる。

ここから先は、市民病院前から旧東海道(国道467号の一部と県道)を経て引地橋(ひきじばし)から引地川沿いに走る。
なお江の島が目的地であれば、国道467号沿いを逆方向へと進むのもよい。境川サイクリングコースとしてそちらが紹介されている例もある。




国道一号・境川大橋をくぐる。




市民病院の敷地沿いに進む。




水路の分岐点手前を右折。




水路沿いに進む。




薬局前を通過し、突き当りを道なりに右奥へ。




国道467号・市民病院入口交差点。




「白旗(しらはた)交差点」バス停。
路上の変圧器には「東海道分間延絵図(とうかいどう ぶんけんのべえず)」の藤沢宿(上方寄りの一部分)が描かれている。

「白旗」といえば、源氏。藤沢の白旗は近隣の白旗神社に由来している。
相州各地の白旗神社は源氏の某を祭神としている。藤沢の白旗神社の場合、鎌倉初期の建久年間には相州一之宮・寒川神社を勧請し祀っていたという記録が残っているが、宝治三年(1249)に「九郎判官」源義経が祭神として合祀された。




伊勢山橋。橋の下は小田急江ノ島線の掘割が通っている。右手のすぐ先が藤沢本町(ふじさわほんまち)駅。

藤沢市観光公式ホームページによると、背後の伊勢山はその昔お伊勢参りに行けない人々が伊勢神宮に向かって参拝したという地。そこには遥拝所が設けられていたのだろう。




「湘南高校入口」交差点を通過。




引地橋に到着。




引地川。




橋を渡り、河口に向けて西側(右岸)を進んでゆく。ここからは歩く人も多い「引地川緑道」を自転車道として利用することになる。




奥に上村橋。




フェンスに描かれた、ゆがみ絵(ひずみ絵、トリックイラスト)の自転車。




大平橋を過ぎたあたりでクロマツの並木。左岸には八部(はっぺ)球場のある八部公園(鵠沼運動公園)。














竜宮橋の手前で緑道は終わり。




竜宮橋の右岸側を横断。




まもなく引地川河口。




鵠沼橋(くげぬまばし)に到着。目の前に江の島が見える。




江の島。鵠沼橋からの江の島は、中央がくびれて見える。

南東に蛇行した引地川河口からの延長線は、江の島の山裾が波蝕されて生じた侵食谷に連なるように見える。ここからは江の島が「山二つ」と呼ばれた全容がよく分かる。




振り返り見る、引地川。源流の大和市・泉の森からおよそ21qを流れ下ってきている。




国道134号に沿って延びる、県立湘南海岸公園。




新江ノ島水族館。




境川の河口、片瀬橋(かたせばし)に到着。




片瀬橋から見る江の島。




上流側にかかる人道橋の「弁天橋」。橋の左手が小田急・片瀬江ノ島駅。右手から内陸(奥)に向かって「すばな(洲鼻)通り」を進めば江ノ電・江ノ島駅、湘南モノレール・湘南江の島駅

境川は源流の南高尾・草戸山(くさとやま。町田市最高峰。364m)から武相国境の大半を52qほど流れ下ってくる。




江の島入口。砂洲の上に「江の島大橋」が架かり、その右手には人道橋の「江の島弁天橋」が並行する。




各駅から江の島へやって来た観光客はスロープのアンダーパスで国道134号をくぐり、江の島弁天橋へ。




江島神社の龍燈籠。


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