平成25年(2013)の9月、稲穂も実る秋の彼岸入りの頃。横浜市瀬谷(せや)区と大和(やまと)市の市境、中原街道・新道(しんみち)大橋から藤沢大和自転車道(境川サイクリングコース)を利用して、流域の各所へ寄り道しながら境川遊水地までを走る。
今回は自転車で境川沿いを主に走ったが、小田急江ノ島線、相鉄いずみ野線の各駅を利用すればルートの一部をウォーキングする楽しみ方もできる。
3.イヌツゲ生垣から鎌倉街道上の道古道、日大実験圃場へ
境川サイクリングロードを走り、流域の田園地帯を巡る。このページでは鎌倉街道上の道古道から横浜市泉区下飯田の左馬神社と渡戸橋、藤沢市の日大実験圃場へと巡る。
2.本興寺から下和田の長屋門、左馬神社、上飯田のイヌツゲ生垣へはこちら。
旧家のイヌツゲ生垣前に広がる水田をあとに、境川サイクリングコースへ戻る。
上飯田(かみいいだ)団地前の信号。ここから相鉄(そうてつ)いずみ野線いずみ中央駅へは、そう遠くはない。
右手の車止めから、サイクリングロードへ。
長後(ちょうご)街道をこえて、下流に向かってひた走る。左岸は相変わらずの砂利道。
ほどなくして高飯橋の手前で左手に目印となるリフォーム会社の大きな建物が見える。この先を、鎌倉街道上の道(かみのみち)古道へ向かう。
高飯橋でサイクリングロードを左折、境川から離れてまっすぐにゆく。
バス通りに突き当たるところで、自販機の脇から右方向への道に入ってゆく。
幅の狭い道。
この道こそが、鎌倉街道上の道(かみのみち)の古道。
自転車を降りて、ゆっくり歩いてゆく。
道は緩やかにS字カーブを描き、延びてゆく。傍らには水量豊かな水路が流れ、どこか懐かしい景観に心が和む。
目の前に広がる水田。境川流域の、原風景。
やがて板塀に囲われた屋敷が。
泉区下飯田(しもいいだ)・杉の木地区の旧家の長屋門。
江戸時代中期の俳人にまつわる資料の案内板が掲げられている。
古道を進んだ突き当りのバス通り。道は画面の右奥へ続いている。
バス通りを渡り、左の狭い道を入ってゆく。
鎌倉街道上の道古道が続いてゆく。
やがて左手に神社の鳥居が。
今回三つ目のサバ神社となる、下飯田の左馬(さば)神社。手前に不動明王の石仏が見える。
祭神はこちらも源頼朝の父・左馬頭(さまのかみ)源義朝(みなもとのよしとも)。平安末期に飯田五郎家義が勧請した、といわれている。
参道を振り返ると、木の鳥居が。
横浜市域のひそやかなお社ではあまり見かけることのない、木の鳥居。しかも市域で見かけることがそう多くはない、四脚の控柱(ひかえばしら)をもつ鳥居(両部鳥居・りょうぶとりい)。
この形式の鳥居は広島の厳島神社、あるいは県内でも芦ノ湖畔・箱根神社など、とても絵になる有名な鳥居があるので数の割には馴染み深い。
木の鳥居の先、石の鳥居、拝殿へと参道が続いてゆく。
傍らには渡戸橋(わたどはし)のかつての親柱とおぼしき柱が残されている。
石の鳥居あたりから境川へ向かって延びる道の向こうに、渡戸橋が架かっている。
現在の渡戸橋。平成17年(2005)に架け替えられたが、雰囲気を大切にした木の橋であり続けている。
鎌倉街道上の道古道に隣接する境内を囲む社叢林は、いにしえより流れゆく時をそのまま大切に残したような、静かでよい雰囲気。このあたりから相鉄いずみ野線ゆめが丘駅・市営地下鉄ブルーライン下飯田駅はすぐ近く。
古道を、先へ行く。
緩やかに下ってゆく。
バス通りに戻った。道の向こうには、なしの果樹園。
もも、なし、ぶどう、かきの果樹園が営まれている。秋のお彼岸の入りも近いこの日、浜なしは9月15日頃にシーズンが終わっていた。
果樹園の脇を通り、境川へ。
車止めの向こうを、再び左岸沿いに下流へ。
相鉄いずみ野線・市営地下鉄ブルーラインの高架が見えてきた。
高架の手前、白鷺橋を右岸へ渡る。
境川サイクリングロードをゆく。
緩やかにカーブしながら湘南台駅へ向かうブルーラインの高架。足元に新たな遊水地が建設されている。
境川遊水地の一角をなす、今田遊水地。平成25年(2013)現在、県立境川遊水地公園の一部として整備中。
今飯橋まで来た。
今飯橋。このあたりは藤沢市今田地区。こちらもすぐ近くになし・ぶどうの果樹園がある。
右手にブドウ畑。果樹園ののぼりが立つ。
川の向こうには吊り橋が見える。そのむこうに見えるのは、横浜薬科大学図書館棟のタワー(旧ドリームランド・ホテルエンパイア)。
サイクリングコースを離れて日大実験圃場へ。ブドウ畑の脇を右に入ってゆく。
藤沢工科高校の、大きなコンクリート擁壁。左へ上ってゆく。
登って行った先に、圃場(ほじょう)が見えてきた。
大きな牧草地が、ぽっかりと広がる。
昔は日大農獣医学部と呼ばれていた、日大生物資源科学部の実験圃場。
キャンパスの飛び地となる、広い農場。
温室のある方へ上がっていき、角を左へ。
右手が墓地の、四つ角。このあたりから小田急江ノ島線六会日大前(むつあいにちだいまえ)駅は近い。
四つ角を、左へ。
圃場内の樹林を下りてゆく。
境川まで戻ってきた。
境川と和泉川の合流点。境川遊水地情報センターの茶色い建物が見える。
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