里山ガーデン(横浜動物の森公園植物公園)〜春
平成29年(2017)4月の中旬、ソメイヨシノから多種多様なサクラへと季節が移りゆくころ(春の大花壇公開。3月下旬から大型連休まで)の里山ガーデン(横浜市旭区)を歩く。
里山ガーデン東入口(相鉄バス、鶴ヶ峰駅・中山駅発西ひかりが丘バス停そば)。
東入口から正面入口(ズーラシア北門そば)へと通じる、外周園路。園路沿いにはヤマザクラの大木。
カキツバタ園のカキツバタもハナショウブも、まだまだこれから。
アヤメ・ハナショウブ・カキツバタの見分け方。
花の里山。シバザクラやユキヤナギ、そして様々なサクラが植えられている。
白妙(シロタエ)。
八重咲きの園芸品種。
松前(マツマエ)。
淡い紅紫色の八重咲き。
一葉(イチヨウ)。
元から生えていたヤマザクラはともかくとして、開園したばかりの里山ガーデンのサクラはまだまだ若木。
都市緑化フェア開催時(2017年)に運行されていたパークトレイン。
※フェア終了後は運行していない。
石戸蒲桜(イシトカバザクラ)。こちらは咲き始め。
サクラはバラ科。
花が開き始めのヤエザクラを見ると、たしかにミニバラのよう。
解説板。
原木は埼玉県北本市にあり、国指定天然記念物。蒲の名は「蒲冠者」源範頼(「かばのかじゃ」みなもとののりより)にちなむ、という。
根尾谷淡墨桜(ネオダニ ウスズミザクラ)。彼岸桜(ヒガンザクラ)のこちらは花が終わり、すでに新緑。花の時期はこちらのページへ。
「花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに」と小野小町が詠んだ桜は、まさしく淡墨桜のような桜であろうか。
花の色が移りゆく桜には、得も言われぬ風情がある。
ピンク大島桜(ピンクオオシマザクラ)。
白い一重咲きのオオシマザクラの一種で、淡い紅色の花をつけている。
すでに満開を過ぎており花びらの散った萼も目立つが、ピンクに混じって白いオオシマも見える。
思川(オモイガワ)。
薄紅紫色の、半八重咲き。
満開の菜の花は、シーズン終盤。
一方、こちらは四月下旬。菜の花のシーズンは終わった。
カキツバタ園の上に鯉のぼりが掲げられた。
大型連休を控えたこの時期、「花の里山」のサクラは次々に移り変わってゆく。シバザクラも咲きそろいつつある。
天の川(あまのがわ)。すっと上に伸びた、ホウキ状の樹形。
楊貴妃(ヨウキヒ)。
須磨浦普賢象(スマウラ フゲンゾウ)。こちらは淡紅色のヤエザクラ「普賢象」の色違い版。
鬱金(ウコン)のような、淡い黄緑色の花を付ける。
蘭々(ランラン)。
松月(ショウゲツ)。
谷戸はここで枝分かれし、外周園路の奥はグランピングサイト(フェア開催時)などを経て正面入口へと続く。
※現在ではサイト跡地は「トレイルアドベンチャー」(MTBコース)、「フォレストアドベンチャー」(ジップライン、ジップスライド)になっている。
枝分かれした谷戸の奥は、「生物多様性ゾーン」。
春めいてきた、谷戸の奥。
小さな立坪菫(タチツボスミレ)がたくましく咲いている。
林床に伸び始めてきたシダ。この辺りは元々は杉の谷。
大花壇、正面入口へと続く中央園路を上がる。
三葉躑躅(ミツバツツジ)。
春の大花壇へ。
キンギョソウにオレンジ色のデイジー、すっかり春めく大花壇。
元から自生していたヤマザクラの大木。
薄紅紫色の八重咲きのサクラ、紅豊(ベニユタカ)。
ヤマザクラの開花とともに淡い芽吹きの季節を迎えた、春の里山。
鮮やかに広がる、ブルーのパンジー。
薄桃色のチューリップの中に、ちらほら混じる黒いチューリップ。
ゴロンと寝ころびたくなる、フカフカの西洋芝。
正面入口、ウェルカムガーデンの花畑。
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