相鉄線希望ヶ丘駅(横浜市旭区)から歩いておよそ15分、南希望が丘の「南希の森(なんきのもり)緑地」にアジサイを観に行く。 自転車であれば厚木街道・二俣川駅の西側、さちが丘陸橋下の歩行者自転車専用道をくぐり桃源台・善部町・阿久和方面の分岐を右に入って進むルートを行くと、起伏のない平坦な道となる。 南希の森へのアクセスマップ(二俣川・阿久和川水源広域マップ) ![]() 「南希の森」西側(希望ヶ丘駅側)の入口。この手前には若干の駐輪スペースもある。 南希の森緑地は広さおよそ2,300uの都市緑地公園。開園は平成25年(2013)と、比較的新しい。 ![]() 谷戸の斜面緑地に広がるアジサイ。 この緑地も公園となる前は荒れた姿を晒していたようだが、地元愛護会の方々の手入れのおかげで今ではおよそ900株の紫陽花が咲き誇っている。 ![]() 八重咲きのガクアジサイ「墨田の花火」。大振りなその姿は白い八重咲きのものが一般的だが、これは青味がかっている。 ![]() まさに「咲き乱れる」といった表現がぴったり。 ![]() ![]() ![]() 毬状のセイヨウアジサイと、赤味がかった紅額(ベニガク。ヤマアジサイの園芸品種)。 ![]() ![]() 金糸梅(キンシバイ。オトギリソウの仲間)の黄色い花。 ![]() こちらは東側(さちが丘側)の入口。 ![]() 園内は斜面に沿って尾根側・谷戸側の小径と木段で上下する散策路が整備されている。 ![]() ![]() ![]() ガクアジサイの、繊細な細工のような花(両性花)が満開になった。 ![]() ![]() ![]() ![]() こちらも中央の小さな花が満開。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 白く長い花房を付ける、柏葉(カシワバ)アジサイ。 ![]() 青い八重咲きのガクアジサイ。小さな花はまだつぼみ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 斑入り(ふいり)ガクアジサイ。 ![]() 尾根側の休憩スペースから斜面を見下ろす。 ![]() ![]() ![]() 花びらの縁がお皿のように反り返り、ふっくらした姿のオタフクアジサイ(ウズアジサイ)。 ![]() 随分と大振りなセイヨウアジサイ。 ![]() 装飾花の毬のかたまりが大きくなって、てっぺんがこぶ状になっている。 ![]() ![]() ちょっと珍しい、青いアジサイを見つけた。 ![]() セイヨウアジサイのような装飾花(萼)の毬ではなく、雄しべ・雌しべの目立つ両性花が毬状になったアジサイ。ガクアジサイと違って装飾花も無い。 その姿は野生種のコアジサイにもよく似ているが、こちらは花びらが大振り。コアジサイに園芸品種があるのだろうか。 追記:この品種は「三河千鳥(みかわちどり)」と名付けられた、ガクアジサイの一種。額咲きではなく手毬状に咲く、とても珍しい品種で近頃は紫陽花マニアからの人気も高いようだ。相模原麻溝公園・あじさい小路にも植えられていた。 ![]() 隣りのブルーのセイヨウアジサイと比べると、毬の大きさは小振り。 ![]() ![]() 6月中旬、紫陽花の季節はまだまだ続く。 ここからは二俣川(帷子川水系)水源の「希望が丘水の森公園」、阿久和川(境川水系)水源の「長屋門公園」といった水源の森を巡ってみるのもおすすめ。 花だよりトップに戻る。 |