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伊勢原日向から厚木七沢へ


3.県立七沢森林公園

2.日向薬師から日向山、七沢温泉へはこちら。




七沢温泉入口バス停(厚木バスセンターまたは伊勢原駅北口〜七沢など)から県立七沢森林公園へ。




公園のシンボル、「森のかけはし」。石造アーチ橋風の優美なシルエットが印象的。

県立七沢森林公園は「七沢温泉入口」バス停の交差点から「森の里」方面へ7分ほど歩く。この辺りで標高およそ75m。




七沢森林公園案内図。

県立七沢森林公園は昭和63年(1988)に一部(およそ6割)が開園、平成2年(1990)に全体が開園した。隣接する「森の里」地区の開発に伴う保全緑地として里山を丸ごと公園としたこの県立公園は広さおよそ65ヘクタール(100m四方×65)と、かなり広大。

尾根道の「尾根のさんぽ道」、谷道の「沢のさんぽ道」をぐるりと巡れば、手軽な里山ハイキングを楽しめる。




公園管理事務所・森の民話館。

この建物は、東北の古民家に見られる「はっぽう(高窓)」を備えた古民家(川崎市日本民家園で見られる)のような外観。




管理事務所前から道路を渡り「おおやま広場」へ。




園路を登っていく。




「森のかけはし」橋上から眺める丹沢方面。この日は終始曇り空。




「バーベキュー場」への道は「ピクニック広場」「アスレチック広場」などのレジャーエリアへ通じる。
左手を登って「おおやま広場」へ。









広い芝生の「おおやま広場」。標高140〜150m




大山(1252m)山頂のあたりはあいにく雲が垂れ込めている。




尾根道へ。




「尾根のさんぽ道」は整備を最小限にとどめた、里山の山道。クヌギやコナラといった、かつては薪や炭などに利用されてきた木々の森が続く。




緩い起伏を上り下りする。




公園らしい、利用者に注意を促す看板。




気持ちのいい尾根道。




樅(モミ)の大木。









送電線鉄塔のあたり。




様々な人の利用を想定した公園は、園路に細かく番号が振られ怪我などのトラブルに迅速に対応できるようになっている。














「もみじ展望台」。標高190m。




ランドマークタワーが見えた。




展望図。




古い展望図には厚木から撤退した青山学院大学の記載が残っている。




先へと進む。




「ながめの丘」へ。




「ながめの丘」。標高183m。あいにくの曇り空。




石畳の道を下りていく。




巡礼峠に到着。標高175m。




巡礼峠は鎌倉時代初期に定められた「坂東三十三箇所観音霊場」をめぐる巡礼道の途中にある峠。「坂東三十三箇所観音霊場」は、観音信仰の篤かった頼朝が「西国三十三箇所観音霊場」に倣って定めさせた。
この峠は六番札所の飯山観音(厚木市飯山)に近い。右奥に道を登っていくと飯山白山へと続く。

室町中期には関東管領山内上杉氏が七沢城を一拠点とした扇谷上杉氏と城下で合戦。戦国時代には小田原北条氏が扇谷上杉氏の拠点を攻略していく。そうした時代には城の攻防をめぐり隠密が巡礼姿を装って盛んに往来していた。




地蔵尊。
江戸時代、この地をゆく巡礼の老人と娘が賊に襲われて命を落とした。この地蔵は二人を哀れんだ村人によって建てられたという。




台座の下、塔身の石には「天保六(1835)未」と彫られているように読める。天保6年の干支は「乙未(きのとひつじ)」。




この道は日向薬師(伊勢原市日向)から飯山観音へ向かう「関東ふれあいの道・巡礼峠のみち」のコースとなっている。




「とうげの広場」から「沢のさんぽ道」へと下りていく。









下りていった奥に吊り橋。




ちょろちょろと流れはじめた沢を吊り橋で渡る。









谷筋の桟道を進んでいく。




七沢森林公園は東丹沢の山麓に位置するだけあって、神奈川県東部の丘陵地に見られる谷戸(やと)よりも谷が深く切れ込んでいる。









再び吊り橋。














沢の水音が次第に大きくなっていく。














沢はやがて七沢川(玉川上流、相模川支流)に合流。









午後4時半過ぎ、「森のかけはし」に戻ってきた。公園内を軽く一回りして、およそ90分。




今回はここで終了。伊勢原市日向からここまでおよそ33,000歩、20qの里山歩きとなった。
橋のたもとから車道に下りて、七沢温泉入口バス停へ。


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