平成28年(2016)の梅雨の季節、県立東高根森林公園(川崎市宮前区)の谷戸に沿って木道を歩く。
県立東高根森林公園〜梅雨
梅雨時の東高根森林公園を、谷戸に渡された木道に沿って歩く。花の時期としてはハナショウブの終盤頃。谷戸にはノカンゾウ、キキョウ、ハンゲショウ、コウホネなどが見られた。
南口(パークセンター側)から園路沿いに植えられた紫陽花。
田植えの済んだ稲作田ゾーンから木道へ。
湿生植物園。
夏の花・野萱草(ノカンゾウ)が咲き始めている。
勿忘草(ワスレナグサ)。薄い水色の小さな花だが、白っぽく飛んでしまった。
ワスレナグサはムラサキ科の山野草。ムラサキの仲間にはムラサキ、ルリソウ、ワスレナグサなどがある。
キキョウ。「秋の七草」で馴染みがあるが、こちらも6月中旬から早くも咲き始めている。
ハナショウブは終盤。
ハンゲショウの群落。白く半化粧したような葉。
梅雨時から半夏生(はんげしょう)の頃に最盛期を迎える。
スイレンの仲間、河骨(コウホネ)。
コウホネの花。
ヒメジョオンにモンシロチョウ。
ドクダミ。花は可愛らしいし、葉を干して煎じたドクダミ茶は薬効で知られているが、名前で損をしている気もする。
茗荷(ミョウガ)。
梅林ゾーンで木道を下りて折り返す。
再び木道。
シソの仲間、麝香草(ジャコウソウ)。ジャコウ(ムスク)の名の通り、葉は香りが強い。夏になると花を付ける。
谷戸の土手道に入ってみる。右奥に見えるのはシラカシ林斜面の観察デッキ。
縁にシダの生い茂る谷戸道。奥に竹林。
こちらは竹林の裏から緑ヶ丘霊園に上がり南武線久地(くじ)駅方面に抜ける道となっている。
木道に戻り、南口へ。
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