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追分市民の森から瀬谷市民の森へ



鶴ヶ峰駅から帷子川ルート・追分市民の森はこちら。




追分(おいわけ)市民の森の散策路「なかみち・八ツ塚みち」から野境道路(のさかいどうろ)側の「マリアンナ口」へ下りる。信号は「瀬谷(せや)高校入口」。

野境道路の車道に出たすぐ先(画面奥)は聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院。その先は相鉄線三ツ境(みつきょう)駅へ至る。




横断歩道を渡り、なかみちへ。野境道路とこちらのなかみちは丁字路になった、林間を通り抜ける車道。




少し進むと、右手に散策路。森の案内板はここにはなく、車道沿いにもうしばらく歩いた先。




森の案内板。散策路は概略図になっている。

瀬谷(せや)市民の森は、面積およそ18ヘクタール(100m四方×18)。隣接する追分(おいわけ)市民の森・矢指(やさし)市民の森と併せて、50ヘクタールあまりの大きな森をつくっている。

一帯は横浜市緑の七大拠点の一つ、川井・矢指・上瀬谷(かわい・やさし・かみせや)地区。三つの市民の森に隣接して程ヶ谷(ほどがや)カントリークラブ、その向こうには上川井(かみかわい)農専地区、上瀬谷農専地区が広がる。




のさかいみち・なかみち(車道)・和泉川(いずみがわ。境川支流)源流に囲まれた三角形のエリアを散策する。




和泉川源流の谷戸に設けられた案内板。こちらには幾つかのナンバーが振ってあるが、こちらも散策路の一部が省略されている。




なかみちの車道沿いで初めに現れた散策路から、森へ。

この道は「のさかいみち」。ここは相模国鎌倉郡と武蔵国都筑(つづき)郡の国境となる古道。現在でも瀬谷区(相模)と旭区(武蔵)の区界となっている。

この近辺における国境(区界)は、のさかいみち〜なかみち(車道)〜野境道路(のさかいどうろ)の瀬谷高校入口から三ツ境(みつきょう)方面。




のさかいみちを行く。標高およそ70m〜90mの散策路。




なだらかな高原のようにひらけた森は、起伏に富んだ谷戸の源流域の森が多い横浜市域の大型の市民の森のなかでは、異色の存在。
相模野台地の南寄りに位置する瀬谷区域は、市域の他所と異なり元々から平たんな地形が多い。




のさかいみちの、奥へ。




上瀬谷方面へたどった奥は、農地。森の散策に戻る。




針葉樹の幼木。樅(モミ)か、榧(カヤ)か。









みずきのみち。




スギやヒノキの針葉樹に混じり、コナラやクヌギといった広葉樹の大木も大きく枝を広げる。









木漏れ日の差し込む、明るい森。




みずきのみちから車道のなかみちを辿り、和泉川源流(瀬谷町小川アメニティ)への散策路へ入っていく。




源流への入口にある市民の森案内板のすぐ隣りには、地域の歴史にまつわる解説板が掲げられている。

鎌倉時代から室町時代にかけて、数多の武士達がこの地を行き来した。
室町時代前期の応永24年(1417)には、第四代鎌倉公方(かまくらくぼう。鎌倉府の長官)足利持氏(あしかが もちうじ)と関東管領(かんとうかんれい。鎌倉公方の補佐役)上杉禅秀(うえすぎ ぜんしゅう。犬懸上杉家)との間で合戦が繰り広げられた(上杉禅秀の乱)。この地は古戦場でもある。
上杉禅秀の乱の概要については十二所から金沢街道を鶴岡八幡宮・JR鎌倉駅へのページで。


「のさかいみち」から南、武相国境(旭・瀬谷区境)はなかみち沿いを進み瀬谷高校入口信号を南下して野境道路を三ツ境駅へ。その先は長屋門公園の緑地をかすめる尾根を直進し善部町(ぜんぶちょう)の新幹線を跨ぐ陸橋に到達。その先で道は東へ大きくカーブし、こども自然公園(大池公園)へ至る。





こちらはこども自然公園(大池公園)内の武相堺道(ぶそうさかいみち)案内板。道はこの先、武家の都・鎌倉に続いていた。市街化によって途切れ途切れになってしまった鎌倉時代の古道はこうして各所にその面影を残している。




なかみちの車道から和泉川源流域に向かう散策路。




谷戸の源流に架かる小さな木橋。




木橋を渡り、奥へ。




このあたりは和泉川源流を楽しむ会の自然観察会が盛んに行われている。




沢沿いの源流域はホタルの保護区。不用意な立ち入りによる土の踏みつけはホタルの幼虫にダメージを与えるおそれがあるので立ち入り制限の看板が掲げられている。









源流の湧水は和泉川の流れとなり、境川に合流してやがて相模湾に注ぐ。




紫陽花の植栽に縁どられた、浅い谷戸。アジサイは瀬谷区の花。









谷戸から、なかみちへ。




高原の森を抜ける道路のような趣きの、なかみちの車道。なかみちの西側は東野(あずまの)の住宅街・和泉川沿いを抜け、県道かまくらみち・相沢交差点を経て瀬谷駅北口方面へ至る。
紫陽花の季節にはここと併せてあじさいの里白鳳庵を訪れるのもいい。


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