まちへ、森へ。

梅(ウメ)

岡村梅林(岡村公園)

 

磯子(いそご)区・岡村公園の一角にある、岡村梅林。観梅の季節には梅まつりも催される。
二月の末、ひと月あまり前から咲き始めた早咲きの梅がピークを迎えた。遅咲きの梅はまだまだ蕾で、全体としては見頃はまだまだ続く。

 

 

梅林までの道のりに「ぼんぼり」が吊るされた。
梅林へは、磯子旧道・笹堀交差点から岡村交番方面に少し行ってすぐの脇道に入りしばらく行くと、梅まつりの時期には案内が出ている。

磯子旧道は国道16号・旧道入口(浜マーケット付近)からの道。その辺りは根岸湾埋立前の海岸線だった。笹堀を進んだ先は鎌倉街道・向田橋に出る。

 

 

 

梅林の、正門。

 

 

 

梅林マップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岡村梅林の木には品種の札は付けられていない。

 

 

 

これはおそらく早咲きの紅梅ではポピュラーなもののひとつ、八重寒紅(やえかんこう)。寒い時期から咲き始め、いち早く満開を迎える。

 

 

 

一重の白梅はその種類があまりに多いので、素人目にはほぼ判別不能。これは庭木でよく見かける実梅の白加賀(しろかが)のような気もするが根拠はなし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正門脇に、枝垂れ(しだれ)の紅梅。枝垂れとしてはかなり大きく、立派な木。

 

 

 

これはおそらく、枝垂れ紅梅ではポピュラーな藤牡丹(ふじぼたん)ではないか、と言ってみる(こちらも根拠なし)。

 

 

 

萼が青みがかった白梅は、たぶん緑萼(りょくがく)。

 

 

 

紅梅の中でもとりわけ濃い緋色(ひいろ)の早咲き紅梅は、おそらく鹿児島紅(かごしまべに)ではないか。
素人なのであまり適当なことを言ってもいけない。プロの方が品種札を付けてくれたらありがたいが。

 

 

 

 

 

 

 

この辺りはまだまだこれから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あずまやの傍らから。梅まつりのときには、大いに賑わいそうな梅園。

 

 

 

この梅林はかつての天満宮の梅林が面影を失ってしまったため、新たな憩いの場として昭和55年(1980)日本発条(ニッパツ)の協力を得て整備された。
梅林部分の拡大図

 

 

久良岐能舞台から岡村公園・岡村天満宮へ

page top