平成31年(2019)2月最初の週末、小田急線新松田駅・JR御殿場線松田駅から路線バスで終点の寄(やどりき)バス停へ。午前9時開園の寄ロウバイ園を観て回ったのち、西丹沢前衛の山となるシダンゴ山(シダンゴやま。758m)〜ダルマ沢ノ頭(ダルマさわのあたま。880m)〜高松山(たかまつやま。801m)を歩く。
3.高松山から第六天古道・虫沢古道を田代向へ
西丹沢前衛の山・高松山を下る。第六天古道、虫沢古道と歩いて松田町・田代向バス停へ。


広々としたカヤトが広がる、高松山(たかまつやま。801m)山頂。きれいに刈り込まれた広場となっている。


あいにく、富士山には雲がかかっている。


眼下に広がる足柄(あしがら)平野。


山頂から第六天方面へ下山開始。途中の尺里峠(ひさりとうげ)を経由して田代向(たしろむかい)バス停へ向かう。時刻は午後2時8分。
標準コースタイムでは山頂から田代向バス停まで1時間40分かかる(休憩時間を含めず)。新松田駅行のバスの時刻は3時40分。その次は4時50分。もしも逃してしまったら田代向バス停で寒いなかを1時間以上もボーっと待っていられないので、とにかく急ぐ。


このコースは「第六天古道」と呼ばれている。その行程は、先ほど通過してきた秦野峠方面のヒネゴ沢乗越(のっこし。峠)から高松山を経て尺里峠まで。


傾き始めた午后の日差しを背にして、歩き始め。


地形図上はまっすぐ東に下りていく一本道のはずだが、急ぎ足に折り返して下っていくと南から西へ傾きかけた陽を正面から浴びる。その道のりがまた、再度折り返すことなくやけに長い。本当にこちらでよいのか、何かを見落とさなかったか。


時間が押しており気が急いているので、とにかく突き進む。地図上はこちらからビリ堂・尺里(ひさり)方面の登山道へ通じる分岐は無かったはずだが、仮に山北町(やまきたまち)側に下山してしまったとしても、どうにでもなる。


どうやら間違いなさそう。




行政の設置した道標。




「虫沢古道を守る会」が設置した道標。






この古道は山北町側の集落と松田町側の集落の人々が行き来した、生活に根差した道。


真弓ヶ丘の道標。西平畑公園は西明寺史跡公園のさらに先にある、松田山ハーブガーデンと河津桜の公園。


富士見台。富士にはやはり雲がかかっている。


尺里峠(ひさりとうげ)に到着。


石仏、石碑の台座は「左 向原」などと刻まれた、いにしえの道しるべ。


舗装林道に下りると、たくさんの道標。


林道の分岐あたりに立てられた田代向方面への道標。峠を登り返した先が「第六天」と呼ばれるピーク(570m)となっているが、明瞭な道はない。
時刻は午後2時35分過ぎ。バス停まではあと1時間。バスの時刻を考えるとギリギリの時間だ。しかしここから田代向までは大半が舗装林道歩き。足裏に響くので山道を小走りで下りるようにはいかない。


舗装林道を下っていくと正面には表丹沢(おもてたんざわ)の鍋割山稜(なべわりさんりょう)から表尾根(おもておね)、大山(おおやま)がそそり立っている。


ヘアピンカーブに差し掛かったあたりに、「虫沢古道(むしざわ こどう)」として整備された山道への入口となる道標が立つ。




山道でジグザグの車道をショートカット。


再び車道に合流。


車道を進むと再び山道への案内。


山道に入っていく。




よく整備された山道の古道は足にやさしい。


車道に合流。ここからは舗装路のみ。


茶畑を横目に進む。




虫沢集落近道の道標。ジグザグの車道ではなく近道の急坂(農道)へ。


眼下に山里の景観が広がった。三ノ塔はまだ見えるが大山は手前の山に隠れている。
ここにきて、足にかなり来ている。急坂を急ぎ過ぎるとつんのめりそうだ。急ぎつつも、抑え気味に歩く。


虫沢集落を見下ろす。




ようやく龍王寺。参道を過ぎたあたりで振り返る。


虫沢川沿いに出た。時刻は3時17分。バスの時刻は3時40分。標準コースタイムではバス停まで残りあと20分。ぎりぎりだ。


谷戸口橋まで行ったら左折。


中津川に架かる田代橋を渡って左折。あと少し。


田代向バス停に到着。時刻は3時35分。ぎりぎり間に合った。
今回の山旅は歩数計のトータルで3万歩、18q。まだまだ寒い日も多いが、日も少しずつ長くなり早春めいてきた。
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