平成29年(2017)の4月も下旬に差し掛かったころ、帷子川(かたびらがわ)の八重桜並木(横浜市旭区)を歩く。
帷子川の八重桜並木
相鉄線鶴ヶ峰駅から歩いて帷子川の八重桜並木へ。八重桜並木は帷子川の中流、横浜市旭区・鶴ヶ峰本町の公園橋から今宿団地の日陰橋までのおよそ1.5qにわたって続く。この区間は「旭区グリーンロード・帷子川ルート」の一部。
途中の今宿東橋、高山橋あたりには黄緑色の桜・御衣黄(あるいは鬱金)の大きな木が数本見られる。
横浜市内を相鉄(そうてつ)線、国道16号(八王子街道)と並行して流れる帷子川。鶴ヶ峰付近からは相鉄と分かれ、国道16号、水道道(すいどうみち)に沿って上流へと遡っていく。
鶴ヶ峰本町公園(つるがみねほんちょう こうえん)まえに架かる公園橋から上流方向。ここから八重桜並木の始まり。
公園橋から右岸(うがん。下流に向かって右側)沿いに八重桜の並木が続く。
このあたりの木はまだ若い。
腰巻橋を過ぎて大型マンション沿いの辺りでは、道を挟んだ両側から八重桜がアーチをつくる。
マンションを過ぎたら、今宿東橋から高山橋(たかやまはし)までは左岸(下流に向かって左側)に移って歩く。
今宿東橋を渡るとすぐ、黄緑色の花をつけた大きな桜がそびえている。
この黄緑色のサクラは「御衣黄(ギョイコウ)」だろうか。「鬱金(ウコン)」にしては緑色が強い。それにしても、かなり立派な木だ。
大きく成長し、枝を張り出した八重桜。紅紫色の強いお馴染みの八重桜は、たぶん「関山(カンザン)」という園芸種。
八重桜を挟むようにして高山橋側にも「御衣黄」が植えられている。
高山橋を渡り、再び右岸へ。
親柱に擬宝珠(ぎぼし)を載せた、清来寺橋(せいらいじはし)。
用地橋からは今宿団地に沿って煉瓦タイルの道をゆく。
日陰橋が見えてきたら、八重桜並木は終わり。もう少し上流へ進むと支流の矢指川(やさしがわ)が合流する。さらに先へ進むと中原街道・都岡町(つおかちょう)近くの御殿橋。
日陰橋より下流方向。
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