平成26年(2014)4月、県立三ツ池(みついけ)公園(横浜市鶴見区)を訪れる。
県立三ツ池公園の桜
三ツ池公園の「中の池」「下の池」の池畔を縁取る小山の桜は、桜色の濃淡のグラデーションが美しい。
横浜鶴見の丘陵地に広がる三ツ池公園は、昭和32年(1957)開園。広さは約30ヘクタール(100m四方×30)。公園の中央、谷戸(やと)の谷筋には江戸時代に灌漑に用いられた大きな溜め池があり、園名の由来となった。池の周囲は里山の丘陵で囲まれている。
環状2号線・新横浜方面からのアクセスは陸橋を渡って公園の西、遊びの森入口の側から。
満開のソメイヨシノ。
花見モード全開の、園内。
ウッドデッキを下りていく。
案内図
都市化した地域に囲まれているとはいえ、典型的な谷戸の地形の面影を残している。大昔は下の池から下流方向、スポーツ施設の広場を含めたその先には大きな谷戸田(やとだ)が延びていたのだろう。今なお残る、寺家(じけ)ふるさと村のように。これだけの規模のため池なら、相当大規模な谷戸田を潤せていたであろうことは、想像するに難くない。
中の池(なかのいけ)の池畔。サクラの花びらが打ち寄せる。
テレビ神奈川(tvk)の送信塔は三ッ池公園の景観にアクセントを添える。
花の広場。
三ッ池公園は桜の名所として知られる。池を縁取る小山に広がる、薄紅のグラデーションが殊に美しい。
こちらは上の池(かみのいけ)。
南門・水の広場から奥を見通す。
中の池。
堤から、下の池(しものいけ)。
堤から、中の池。濃い紅色は横浜緋桜(ヨコハマヒザクラ)。
さっと雨に降られて曇り空から一転、青空が広がった。
水辺の広場。
新川崎三井ビルのツインタワーが見える。
池の堤から下の池。
いこいの広場・里の広場側の尾根に上る。
こちらは展望広場側の尾根。
新川崎方面。
若葉も鮮やかなオオシマザクラ。
展望広場から遊びの森へ続く尾根道。
このサイトは(株)ACES WEB 「シリウス2」により作成しております。