まちへ、森へ。

ふるさと尾根道、中堀川プロムナードを歩いてズーラシアへ

相鉄線鶴ヶ峰駅からズーラシアまではバスで15分足らずだが、尾根筋を通る「旭区グリーンロード・ふるさと尾根道ルート」の「ふるさと尾根道緑道」あるいは谷筋を通る「中堀川プロムナード」を利用すると、いずれも一時間あまりのウォーキングとなる。

 

まずは鶴ヶ峰駅から「グリーンロード・ふるさと尾根道ルート」を利用して、「緑道」の入口までを歩く。

 

1.鶴ヶ峰駅から「ふるさと尾根道緑道」入口へ

 

イラストマップ1 帷子川親水緑道周辺マップ(ふるさと尾根道へはマップ左上から)

 

 

相鉄(そうてつ)線鶴ヶ峰駅北口。

 

 

 

少し進むと左から交通量の多い通り(水道道・すいどうみち)が合流する。

 

 

 

「まちかど広場」の角を右へ。
※「まちかど広場」は現在では改修されている。

 

 

 

横浜信用金庫とセブンイレブンの間の道に入るとバスターミナル。

 

 

 

左沿いにバスターミナル橋へ。

 

 

 

 

 

 

 

橋を渡りきったところが国道16号交差点。標高は44m。信号の向こうに長い階段がある。ここがグリーンロード・ふるさと尾根道ルートの起点。ここから「緑道」入口までは街なか歩きとなる。
ここで一気に配水池(旧浄水場)のある鶴ヶ峯の尾根に上る。

「中堀川プロムナード」を利用する場合、ここで右折して「白根」信号で左折、「白根通り」に入れば「プロムナード入口」まで起伏の少ない道となる。

 

 

 

途中、振り返ればココロットつるがみねのタワーと鶴ヶ峰駅北口あたりが一望できる。塔屋を含めて約108mのタワーは旭区で最も高い。

 

バスターミナルの橋をはさんだ両側、現在大型マンションが建っているあたりは戦後から昭和の後期にかけて、横浜の地場産業のひとつ・横浜スカーフの捺染工場(大木捺染、横浜輸出スカーフ施設協同組合など)が立ち並んでいた。高度経済成長期を経て工場は工業団地へ移転、現在その面影は残っていない。

 

昭和52年(1977)当時の鶴ヶ峰航空写真
画像出典・国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省。文字加工はサイト管理者。

 

 

 

建設中のタワー。

 

 

 

案内に従って左への階段を上りきった。標高69m。

 

上りきったところにある正規のルート案内は左を指す。こちらはいったん下って登り返す、駕籠塚(かごづか)経由。
一方、右回りルートをとっても時間的に大差ない。こちらは配水池正門・白根(しらね)公園経由。

 

 

 

案内板付近からは、西の空が澄み渡ったときの富士山(3776m)や丹沢・大山の雄大な眺めがすばらしい。

 

このあたりからは大山(おおやま。1252m)が比較的大きく見える。大山の背後には、右方向に丹沢の稜線(1500〜1600m)が連なる。最高峰の蛭ヶ岳(ひるがたけ。1673m)も見える。

 

 

 

鶴ヶ峰浄水場の尾根からほぼ延長線上・やや北寄りの地点から。

 

 

 

 

 

ダイヤモンド富士からわずかにずれてしまったが、気象条件にも左右されるので山頂ぴったりの完璧なダイヤはなかなか難しい。
この付近では3月のはじめと10月の終わりごろにダイヤモンド富士を見られる可能性がある。

 

 

 

東に目をやれば、道路からサクラの枝越しにランドマークタワー。

 

 

 

ルート案内板のところから左回りルートでいったん下り、右折して上り返すと駕籠塚がある。
駕籠塚は畠山重忠(はたけやましげただ)の内室、菊の前(きくのまえ)を祀る。

 

 

 

さらに車道沿いに進んだ先、鶴ヶ峯中学校に突き当たるあたりで鶴ヶ峰水路橋が見える。
この橋は、横浜水道の川井鶴ヶ峰導水路上に三つあるトレッスル橋のひとつで、いちばん短い橋(72m)。
最長は若葉台団地入口の大貫谷戸水路橋(おおぬきやとすいろきょう。かながわの橋百選。306m)、もう一つは川井宿からの尾根越えににかかる梅田谷戸水路橋(うめだやとすいろきょう。228m)。

 

この橋をくぐったあたりで左回りルート、右回りルートが合流する。

 

 

 

一方、右回りルートで少し上るとすぐ、展望が大きく開けた眺めの良い公園(鶴ヶ峰本町第三公園)がある。

 

 

 

S字カーブの桜。少々剪定された。

 

 

以前は、こんな感じ。

 

 

 

浄水場は平成25年(2013)現在、浄水場機能を廃止する工事中だった。現在は鶴ヶ峰配水池として生まれ変わっている。

 

 

 

旧鶴ヶ峰浄水場正門(装いも新たになった配水池正門もこの位置にある)。標高75m。ここから東側の眺めが、尾根道ルートで最高の眺め。

 

 

 

みなとみらいが一望。この写真では横浜東口のスカイビルから桜木町のアイランドタワー・クロスゲート・富士ソフトまで、ずらりと並ぶ。
なお、ここからは電線の入らないアングルがやや見つけにくいが、同じスカイラインはこの先の白根公園からも撮ることができる。

 

 

 

正門わきの道から、白根公園の尾根下の広場へ下りる。

 

イラストマップ2 白根神社(白根不動尊)・白根公園マップ
白根公園から「ふるさと尾根道緑道」「中堀川プロムナード」へ。

 

 

 

 

 

 

 

尾根下の広場。

 

 

 

キブシの大木。

 

 

 

図書館や地区センター、白根不動の森を見下ろす。

 

 

 

みなとみらいを一望する。

 

 

 

尾根下の広場の出口から、左へ進路をとり、尾根道へ。
なお、右へ進路をとると、中堀川プロムナード方面へ下っていくことが出来る。
3.中堀川プロムナードからズーラシアへ

 

イラストマップ3 今宿東公園・白根ふれあいの樹林周辺マップ
こちらは「緑道」入口、「プロムナード」入口までの道すじ。

 

 

 

左に曲がってから道なりに進むと、鶴ヶ峰水路橋が見えてきた。このまま直進。

 

 

 

「ふるさと尾根道緑道」の入口に到着。

 

 

2.「ふるさと尾根道緑道」からズーラシアへ

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