平成29年(2017)のお盆休み終盤、神奈川県・座間(ざま)のヒマワリを観に行く。
座間の向日葵
例年お盆休みの頃には「座間ひまわりまつり」が開催されている。このページで訪れているのはJR相模線・入谷駅からアクセスする「座間会場」のひまわり畑。
この年の「座間ひまわりまつり(座間会場)」は8月15日まで。訪れた日は既にまつりは終わっていたが、例年8月下旬ごろまではヒマワリを楽しめるとのこと。
ただ、この年は天候が不順でお盆休みの間ほぼ毎日のように雨にたたられた。8月初旬には早々と台風も襲来し、ヒマワリの一部は強風で倒れてしまった。
ひまわりまつり(座間会場)の最寄駅の一つ、JR相模線・入谷(いりや)駅。
単線で駅間もそれなりに長い相模線は駅によってはすれ違いの待ち合わせ時間があるためか、ドアは乗客が押しボタンで開閉する。
入谷駅は、相鉄・小田急の海老名(えびな)駅で相模線に乗り換えてひと駅めの、小さな無人駅。
ICカード(Suica、PASMO)を利用しない乗客のための、整理券(乗車駅証明書)発券機。
ホームから見る東丹沢前衛の山、華厳山〜経ヶ岳〜仏果山(ぶっかさん。747m)の稜線。山際には雨雲が垂れ込めている。
跨線橋を渡り、入谷駅からいちばん近い「ひまわりまつり座間会場・四ツ谷エリア」までは歩いて15分あまり。
道祖神の石柱が立つ、点滅信号の四ツ角。
住宅地のそこかしこに点在する、小さな水田。門前にはお盆の送り火を焚いた跡がちらほら目につく。
座間市新田宿(しんでんじゅく)グラウンドの角まで来た。駅からここまで、途中県道の信号をクランクのように折れて渡る以外は一直線の道。
左折すると、四ツ谷(よつや)エリア。先にそちらへ行く。
右へ行けば新田宿エリア、座間エリア。路肩の狭い車道沿いを歩きたくなければ、まっすぐ進んで相模川の土手沿いへと回り道して行くこともできる。
水路に沿って少し行くと、すぐに四ツ谷エリアのヒマワリ畑が見える。
リコーテクノロジーセンター(JR海老名駅西口)の超高層タワー。
四ツ谷エリアから車道沿いに新田宿(しんでんじゅく)エリアへ向かう。クルマの往来は結構多い。
新田宿エリアのヒマワリ。
小雨がぱらついてきた。
小雨に煙る、座間の街。
ヒマワリの海に、ポツンと赤い傘。
続いて座間エリア。
よそ見をしている奴らもちらほら。
座間エリアでは台風で倒れてしまったヒマワリも。
大輪の夏の花は、「向日葵」の名がよく似合う。
ヒマワリ畑に混じる、オオイヌタデの紅い穂。
送り火も済んで晩夏から初秋へ。季節は移ろい、秋の気配を微かに感じさせる。
相模川を跨ぐ県道・座架依橋(ざかえばし)の向こう側(北側)にも、ヒマワリ畑は続く。
県道の北側に広がるヒマワリ畑。
こちらの会場のヒマワリは、丈が人の腰くらいまでしかない小振りなひまわり。
あれに見えるは、巨大なニャンコじゃないか?(いや多分、狭山あたりの森に住むあの生き物だね)
入谷駅への帰路は相模川の土手沿いへ。
過ぎ行く夏を、惜しみつつ。
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