平成29年(2017)の四月中旬。伊勢原市・渋田川(しぶたがわ。金目川(花水川)水系)の芝桜を見に行く。
渋田川の芝桜
小田急線・伊勢原駅南口から渋田川の芝桜までは歩いて30分余り、ちょっとしたウォーキングとしてちょうどいい距離。渋田川は芝桜の名所としてその名を知られている。色とりどりの芝桜をモザイク状に植えこんだ土手は写真映えがする美しさ。
伊勢原駅南口から線路沿いに歩いて十数分、駒形橋(こまがたばし)信号。交差点には芝桜の案内立看板が出ている。
駒形橋を過ぎてしばらく行くと、広々とした農地が広がる。
振り返れば、大山(おおやま。1252m)。
春のレンゲ畑。
陸橋脇の歩道橋で小田原厚木道路を越えると、渋田川はもうすぐ。
歩道橋からの道が車道と合流するあたり、振り返れば大山南尾根の向こうにうっすらと富士山が見える。
石田牧場。隣りにはジェラート屋の幟(のぼり)。
渋田川に架かる西川橋。芝桜まつりの幟が立っている。
ここから河畔に沿って、南北に「芝桜の道」が延びる。
まずは右岸(うがん。下流に向かって右側)沿いに、上流側の北側へ。
紅、紫、白、色とりどりの芝桜。
続いて西川橋から下流側(南側)へ。
ヤエベニシダレ。
防草シートを張って植えられた芝桜。
芝桜の管理は地域の「上谷(かみや)芝桜愛好会」が行ってきたそうだが、芝桜の維持管理は年間を通しての雑草取りなどに大変な労力を要する。
伊勢原市のサイトによると、この防草シートは最近になって地元企業の協力のもとに設置された。そして愛好会とともに地元の私学の生徒たちも育成管理に携わっているとのこと。こうして渋田川のシバザクラは維持されている。
こちらの芝桜も、やがてきれいなシバザクラの絨毯になるであろう。
中ノ橋。
神奈中(平塚駅北口〜伊勢原駅南口ほか)のバス停「下谷(しもや)」へは左岸の県道沿いに下流方向へ行く。
うっすらと姿を見せる、富士山。
年季の入った中ノ橋は昭和9年(1934)の竣工とある。
ここで左岸に移り、折り返して西川橋へ。
今後の成長が期待される、芝桜。
育成管理に携わる地元企業や学校が紹介された案内板が掲げられている。
大山を背景に。
西川橋を過ぎて、上流側へ。
再び、大山を背景に。
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