中山晋平記念館と韓国庭園(熱海梅園内)
熱海梅園内に移築された中山晋平記念館は大正から昭和前期に数々の有名な童謡・唱歌を作曲した中山晋平が晩年を過ごした熱海の住まい。韓国庭園は森喜朗首相と金大中大統領の首脳会談が熱海で行われたことを記念して造られた。
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早春の熱海梅園

令和六年(2024)2月の熱海梅園(静岡県熱海市)の観梅散策のおり、作曲家・中山晋平(「しゃぼん玉」「証城寺の狸ばやし」などを作曲)が晩年を過ごした熱海市内の家(熱海市西山)を移築した中山晋平記念館、森喜朗首相と金大中大統領の日韓首脳会談を記念した韓国庭園を巡る。


中山晋平記念館



中山晋平記念館へ。








玄関。
中山晋平は大正から昭和の戦前期にかけて活躍した作曲家。晩年を熱海市西山で過ごした。その建物は御遺族から日本ビクター(株)そして熱海市へと譲り渡され、梅園内に移築されている。








館内の平面図。




白いピアノ。昭和初期にこのピアノで熱海節を作曲した、とある。




黒いピアノ。明治12年(1879)のアメリカ製。
大正後期から昭和初期にかけて、童謡・唱歌「しゃぼん玉」や「東京音頭」などをこのピアノで作曲したそうだ。
ここに書かれているほか、「証城寺の狸囃子」「てるてる坊主」「背くらべ」「肩たたき」など、誰もが知る数々の童謡・唱歌が中山晋平の作曲による。


何を教えるかという学校教育の在り様にもよるのだが、この先生は己の名よりも作品そのものを世に残す典型の方だった。




踏込床(ふみこみどこ)に、張り出した書院の棚。




書院の棚に置かれた、愛用の蓄音機。ビクター犬「ニッパー」がかわいい。




畳床(たたみどこ)には中山晋平の近影。




二間続きの座敷。日用品などの展示がなされ、「熱海梅園之図」が掛かっている。




階段箪笥。




付書院(つけしょいん)を配した奥座敷。




透かし彫りの欄間(らんま)。天井は竿縁天井(さおぶちてんじょう)。




座敷周りの広縁(廊下)。




付書院の裏側。




二階へ。




階段と廊下を隔てる壁には竹を格子状にあしらった大きな開口部。




二階の座敷。こちらは棚の張り出しがない平書院(ひらしょいん)を配している。




書院障子には組子(くみこ)があしらわれ、落し掛けの横木には竹が用いられている。瀟洒な数寄屋造り。




床脇(とこわき)には袋棚(ふくろだな)。明り取りの窓が開けられているのが特徴的。




二階の広縁。歪みガラスがレトロ。




中山晋平記念館を後にして韓国庭園へ。



韓国庭園



韓国庭園。
ここは平成12年(2000)、当時の森喜朗首相と金大中大統領との間で熱海にて行われた日韓首脳会談を記念した庭園。




案内図。




大門。




記念碑。両首脳の揮毫。




方池円島。
四角の池が陰、円形の島が陽を表しており韓国式庭園で多く取り入れられている形式、とのこと。




堂。




この人形は両班(ヤンバン。昔はリャンバンと習ったような気がする)かな?




煙家。
床暖房(オンドル)の煙突。




噴泉。
方と円の組み合わせなので、こちらも陰陽思想を表している。







熱海梅園の観梅散策へ
旧日向家熱海別邸(ブルーノ・タウト「熱海の家」)へ

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