三溪園〜早春の観梅と春蘭展
平成24年(2012)の観梅の季節、臥竜梅(がりょうばい)を目当てに本牧(ほんもく)の三溪園へ。この年は春蘭展も開催された。


木々が葉を落とすこの季節は正門越しに三重塔がよく見える。


正門を入ってすぐ、大池越しの鶴翔閣(かくしょうかく・旧原邸)。


大池に浮かぶ和船越しに見る旧燈明寺(とうみょうじ)三重塔の絵は、最も三溪園らしい景観。
大池沿いに歩き、御門(ごもん)から内苑(ないえん)へ。


旧天瑞寺(てんずいじ)寿塔(じゅとう)覆堂(おおいどう)。
内苑は、梅は比較的少ない。


臨春閣(りんしゅんかく)。


内苑奥からの三重塔。


海岸門(かいがんもん)から内苑を出て、大池のほとりに戻る。


内苑の海岸門から、園外へ通じる南門までは、白梅の緑萼(りょくがく)が多く植えられている。
文字通り萼が緑色の、青軸系の白梅。


この年は、大池のほとりで春蘭(しゅんらん)の展覧会と即売会が開催されていた。
















こちらからは、即売会のもの。








大池のほとりの茶屋前を過ぎて、外苑へ。


外苑は、梅が多い。




梅に水仙。




臥竜梅(がりょうばい)まで来た。梅の季節の、いちばんの見どころ。




原三溪の支援を受けた日本画家・下村観山の作品「弱法師(よろぼし)」のモデルとなった、臥竜梅。






まさに地を這う、竜の如し。地に落とす影が、竜の爪のよう。


外苑の渓流に架かる寒霞(かんか)橋越しに、横笛庵(よこぶえあん)。






大池に架かる、観心(かんしん)橋越しに。


しょうぶ園の八つ橋越しに、鶴翔閣(旧原邸)。
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